以前、ニュースで特定支援学校の教室が不足しているというのを見た。

全国で約4000教室が不足しているそうだ。

一方で、廃校や統合をしている小中学校は多くある。

なぜ、そのような施設をすぐに活用出来ないのであろうか。

廃校になった学校は、結局は転用方法もあまりなく、何年にも渡ってそのままになっている。

たまにその場所を起業用に貸すということもあるようだ。

想像するに、廃校を転用するとなると生徒の数と比べて広すぎるとか、

一部しか使わないから無駄があるとかつまらない理由であろう。

そして、支援が必要な子たちは、所謂、健常者より後回しにされているのであろう。

これからは、今まで表に現れてこなかった、支援が必要な子たちは益々増えていくと思われる。

出来ない、やらない理由をつくるのではなく、どうやったら問題が解決するのか。

役人はもう少し柔軟な考えを持てないものなのだろうか。