アルゼンチンの優勝で幕を閉じた。
日本もドイツ、スペインに勝ち決勝リーグへは進めたが
果たして本当に強いのだろうか。
私は、1999年ロンドンに赴任した際にテレビで見たプレミアリーグの衝撃を今でも忘れない。
当時の日本で見たことのあったサッカーとは
全く別のスポーツと言って良いほど次元が違ったのだ。
確かに、ロンドではフットボールと名前から違うが。
それはさておき、その頃に比べれば、日本のサッカーも
選手が海外へ行くようになり少しはレベルが上がってきたであろう。
それであっても、プレーを見れば圧倒的に差がある。
試合には勝てたかもしれないが、その内容にはまだまだ大きな差がある。
そこから目を背けてはいないか。
それだけ差があるのに、テレビなどのマスコミはこぞって絶賛しもてはやしている。
そんな甘やかされた中で強くなるのだろうか。
国によっては、負けたら殺される覚悟で来ているのだ。
監督も続投の話が出ているが、その理由の一つに自国の監督の方が良い。
今回、決勝リーグへ進んだのが皆、自国の監督だからという理由だとか。
そもそも、前提が違う。
それらの国の監督は自国の人かもしれないが、それまで選手やコーチ、監督として
海外で活躍をしてきているということなのだ。
言葉に問題がないからということではないのだ。
そこにも気づけないようでは、未来はないと私は思う。