高校生の時、現国の先生が授業を始める前に
おもむろに黒板の端にことばを書いていた。
それは今日のことばとよばれるもので
そのことばについての解説をしてくれる、授業前のルーティンであった。
高校生の頃は変なことをするなぁと思ったこともあるけれど
今でもその時に取り上げられた言葉を覚えている。
高校生の時には良さか分からなかったことが今となっては良い授業をしてくれたんだなと感謝している。
その時のことばに
耳ざわり良い音
ということばを取り上げられたのを記憶している。
このような言葉使いをされることを耳にするが、
耳ざわりなのだから良いことはないので誤った使い方だということだったと記憶している。
この時の、影響なのか、そのようなおかしなことばの使い方がきになるようになった。
最近気になるのは、「知ってたら教えて欲しいのですが、」というもの。
知らなかったら教えようがないのだから、「○○について教えてもらえませんか。」
で良いのではなかろうか。
あの時の先生ならなんと解説してくれるだろう。